僕がよく頂く質問にこういったものがあります。
ネタが全然思い浮かびません!
何を書いたらいいのか教えて下さい!
上記、凄く気持ちがよく分かります笑
僕もブログやメルマガで今までたくさんのネタを出してきましたが、ネタに困ったことが多々ありました。
その度に、ライバルのブログやメルマガを見て、

これを自分も取り上げよう!
って参考にしてきましたから笑
ただ、上記のような考えって所詮は一時的な解決法にしかなりません。
ネタが切れたら、他人からパクって、ネタが切れたらまたパクる。
これの繰り返しだと一生他人をパクらなければならないし、僕も限界を感じていました。
また限界があるだけでなく、それだと力がつかないし、ライバルが少ないジャンルだと、いずれはネタ切れになります。
そして、極めつけとして、パクった記事は
- クリエイティブな記事
- オリジナル性がある記事
になりません。
所詮は二番煎じなんですよ。
それだと、ファンも付きにくいので、ユニークな記事を作るためにネタは自分で生み出すことが必ず必要になってきます。

そこで、今回は、僕がネタを自分で生み出せるようになった、「ネタの生み出し方」を解説していきますね。
ブログ、メルマガ、Twitterでも何でも使えるものなので、是非使ってみて下さい!
ネタを生み出す方法=物事を360度から見ること
先に結論から言いましょう。
ネタを大量に生み出すためには、
物事を360度から見ること
これを意識すればOKです。
ただ、これだと、よく分からないと思うので、詳細に解説していきますね。
まず、今回の結論を考える上で世の中にいる情報発信者の話をさせてください。
オリラジ中田さんの炎上騒動
これは結構前、2020年の1月頃だったと思いますが、オリエンタルラジオの中田敦彦さんがYouTubeに投稿した動画が「間違ったことを教えている」と炎上騒動になりましたよね。
で、これ、情報発信者は、
-
無料で情報を提供してもらって文句だけ言うな
-
どれだけ大変か考えてみろ
-
発信者の情報に正確性求めすぎ
-
自分で考えるくせつけないと成長できないよ
と、いったような意見を出していて、その通りのことも多いなーと思いながらTwitterをこっそり見てたんですね。
僕も情報発信者なので
当然彼らの言い分は分かります。
自分で考えられないと成長しないし、人のせいにしてたらダメなのはその通りなので、僕もツイートしようかなと思ったんです。

思ったんですが、ただその時、僕がこの業界で一番尊敬している起業家(10年以上活躍している超大御所)がこんなことを言っていたのを思い出したんです。
「物事を多面的に見ろ。コップを真横から見たら長方形に見えるけど、上から見たら丸く見えるだろ?自分の角度だけから見るのは勿体ない」
って。
ああ、なるほどって思いましたね。

僕は情報発信者の立場からしか見てなかったんだ。情報発信とは無縁の受け取る側の立場からしたら確かに納得できないのも分かるなぁ
って。
僕は自分で見てる角度でしか物事を考えられていなかったのです。
例えば…
自分の角度でしか物事を見れていなかったというのは、例えばの例を出せば分かりやすいと思いますが、
情報発信者が言う、

無料で情報が見れるのに文句言う?確かに間違いがあるのは良くないけど、自分で考えることも大切じゃない?例えば友達に無料で懇切丁寧に何かを教えてもらうのに、一部間違ってたからって文句言うの?
という意見。
情報発信者からしたら確かにって思うかもしれませんが、「受け取る側の立場」で考えてみると、以下のように感じるかもしれませんよね。
あなたはテレビで例えば緊急地震速報(地震発生後大きな揺れが到達する数秒から数十秒前に警報を発すること)が流れていて、自分の地域は大丈夫だと分かった。でも、実際は間違って速報が流れていて、あなたの地域は危険な地域だった。ってなったとしても、「無料だし間違っても仕方ない」って文句言わないの?
とか。
普通文句言いますよね。
もし、「上記は命がかかってるし・・・」と言うなら、
例えば、
あなたの息子(受験生)が今回の中田さんのYouTubeを見て「それが真実なんだ」と思ったとする。
息子は時間がないため、中田さんが言ったこと、教科書で学んだこと、塾の先生から教えてもらったこと、これら全ての問題を疑って自分で考えることはできない。
というより、全部疑ったら受験に間に合うはずがない。
だから、全てが正解と仮定して受験に望んだ。
そして、中田さんが話したことと同じ問題が出た。
中田さんの意見を信じて、同じ答えを書いた。
結果発表。
落ちてることが分かった。たった一問の間違いのせいで・・・
僕はここまで考えたら、情報発信者(当然僕も)が言っていた、
「無料で情報を受け取ったこと、全ての知識に対して疑ってかからなかったこと」
このような意見は残酷な部分もあるんだなと思いました。

他にも例はあって・・・
例えば、

無料で使わせてもらってるのに文句言うな。嫌なら見るな
という意見もそう。
仮にgmailとかyahooメールとかを使っていて、GoogleやYahooがハッキングにあったとする。
自分も、自分の大切な家族の個人情報も流出。
嫌がらせのメールとか迷惑メールが来まくる。
そして、その迷惑メールの詐欺に自分の家族が騙されたら、
その時に、
「無料で使わせてもらってるんだから文句言うな。嫌なら使うな。騙される方が悪い」
なんて、普通思わないですよね…
以上の例のように、受け取る側が必ずしも悪いとは言えないと僕は思ったんです。
ただ、もちろん・・・
もちろん、情報発信者の意見も大変よく分かりますよ。
どうしても間違えることはあるし、絶対に正しい情報しか流せなかったら、コンテンツ全然生み出せませんからね。
なので、気持ちは凄くよく分かります。
ただ、それはあくまで自分の立場から見た「角度」でしか物事を見れていません。
物事は上から見たり、下から見たり、横から見ることによって全く違う景色が見えたりするものです。
だから、

自分の意見と違うからと言って、他人の意見を批判したりするのはどうかな
このように思ったわけです。
でも、やはり、
情報は正しいものを提供する必要はあるけど、努力もした結果、間違えた場合は仕方ないのでは?
とも、正直な感想として考えた。
なので…中田さんは間違えた情報を提供したかもしれないけど、中田さんにしかできない素晴らしいコンテンツを提供してくれたと、イチ視聴者の僕は感じました。
だからこそ僕は今回の炎上を通して、
以下の通り今後は情報発信をしていこうと思いました。
正しい情報を出す努力は絶対にする。これは情報発信者の使命。けど、それでもどうしても間違った情報を伝えてしまったら、全力で誠心誠意謝る。
これが情報発信のあるべき姿かな、今は感じています。
記事やビジネスのネタを生み出す方法
さてさて。ここまで一見すると、今回の本題と全然違う話をしてきたと思うかもしれませんが(実際、一瞬書いてて本題忘れましたが笑)、
実は、以下の通り、「ネタを生み出す方法と、先ほどまで話した「様々な角度から見ること」」というのは繋がっています。
物事を色んな角度から見る=
360度から見る=
多用な意見や考えが生まれる
そう、このように考えることでネタは生み出しやすくなります。
というのも、多様な考えが生まれるようになると、点と点が線で結びつくようになるからです。

例えば、僕はビジネス系の情報発信をしていますが、道徳とビジネスを結びつけて記事を作ることができます。
これは、以前メルマガで
学校教育の道徳は綺麗事だけを植え付けた方が良いのか?(近日中にブログにも掲載します)
というタイトルで記事を書いたことがありますが、
道徳と情報発信をリンクさせて、
ビジネスを語ることができました。
つまり、道徳によって教育や洗脳について今一度考え直し、「ビジネスをするなら相手を洗脳するんじゃなくて、教育しよう」と語ることができたんです。
どうやって点と点を繋げたか?
上記のように、なぜ道徳と情報発信を繋げられたかというと、
道徳を、
- 子供目線で見たとき
- 親目線で見たとき
- 学校目線で見たとき
- 国目線で見たとき
一体道徳は、どういうことが求められているのか?を考えることができたからです。
だから、最低でも子供、親、学校、国という4つの視点で道徳を考えられたので、親目線だと道徳は教育するものだし、国目線だと道徳は洗脳するものと感じたので、

これってよくよく考えれば情報発信もそうだよな。洗脳している人と教育している人がいるよな
と、結びつけることができたんです。
これが、点と点が繋がって線(ネタ)になるって意味です。
中田さんのニュースから発信できることもある
ちなみにこの記事も、まさに「点と点を繋いで線にする」という手法を使っています。
中田さんの炎上ニュースから、一見関係ない「ネタを生み出す方法」に繋げていますよね?
たぶん、このニュースからネタを生み出す方法を解説している人は僕だけではないでしょうか。誰も似た角度で記事書いていないから、かなりオリジナリティ溢れる記事にできました笑

このように多面的に物事を見ることでネタを生み出すこともできるんです。
ネタを生み出す方法を鍛えると、ビジネスで強くなる
そして、ネタを生み出す方法=360度から物事を見ることを習慣化できれば、ビジネス的に強くなっていきます。
だって、中田さんのニュースのところで解説した部分を考えれば分かりやすいですが、「視聴者の気持ち」が分かるようになるのですから。
道徳のニュースだったら、親の気持ち、子供の気持ちも分かりますよね。分からなくても推測する力は育まれていくはずです。
つまり、色んな人の気持ちが分かるようになるから、結果として、一般読者に沿った情報発信ができるようになるんですよ。
だから、ネタも生まれやすくなるし、読者に響く情報発信ができてビジネス的にも強くなるので、是非多面的に物事を見ることを習慣化して、この力を育んでください。
ニュースは無限にあります。
毎日生み出されます。
その中で自分の情報発信ジャンルと結びつきやすいニュースも必ず出てくるはずです。
是非それをネタにしてください。
そうすればネタが溢れるだけではなく、ビジネスで大事な読者の気持ち」も少しずつ分かってくるはずなので。
ネタを生み出す方法を実践し、ビジネスを加速させよう!
オリラジ中田さんから学ぶ、ネタを生み出す方法は以上となります。
僕も偉そうにこうやって書いていますが、二年前までネタが全然浮かばず、苦労し、挙句の果てにはライバルからネタをパクるということをしてきました(もちろん丸パクリなんてしていませんよ!笑)。
パクることですぐにネタを作れて、その時はラッキーな気持ちになりましたが、ただ結局それはパクったもの。

オリジナルではないから、差別化もできないし、自分で生み出す力については、なかなか育まれませんでした…
もちろん、最初はパクることもビジネス的には間違っていなくて、成長するし、重要なのですが(詳しくはこちらの記事を参考にしてください。)、やはりオリジナルを生み出せる力も途中から鍛えていかなければなりません。
そんな時は、是非今回の記事を思い出して、実践してみてください。
慣れてこれば、きっと自分にしか作れない記事が生み出せるようになりますよ!